カワハギの血抜きについて
これからの季節、肝がパンパンとなって美味しくなる魚といえばカワハギ。
ここ最近ほぼ毎週釣りに行ってるけども週を追うごとに肝が膨れていってると実感できる。
ピチピチ
そんでもって肝を美味しく食べるにあたり大事になってくるのが血抜き。
結構カワハギに関しては血抜きするしないの話が出るので今回比較することにします。
┌(┌ ^o^)┐キモォ…
ということで血抜きをしたカワハギの肝としてない肝を用意。
上が血抜きをした肝で下が血抜きをした肝。見た目でもこれくらい差が出ます。
何がどう違うのか、食べる上でのポイントをまとめてみた。
※今回は肝を食べる事を念頭に置いて血抜き云々の話をしています。身の鮮度云々の話とは少しズレてきますのでご注意下さい。
[血抜きしてない肝]
血抜きしてない肝は他の内臓のように(内臓だけど)でゅるんでゅるんしている。取り出す時に少し慣れが必要。優しく丁寧に取り出してあげてください。
そして見た目が血が残っているので慣れない人にはちょっと食べ辛いかもしれない。
見た目的にはどっちが美味そうか渋谷の女子高生100人に聞いたら全員血抜き後と言うだろう。キモーい!とか言いながら。
肝だけにな。
はい。
血抜きをしないと美味くねぇ!とにかく釣ったら血抜き!!と書かれてるサイトもあるんだけども血抜きしないほうが
肝独特のコクはある
個人的には血抜きしないほうが肝らしい味がして大好き。酒が進む進む。The 肝。
なんですがやはり血抜きをしていないので痛むのは早いです。釣ったその日に食べるの推奨です。まぁこれは新鮮な肝は釣り人の特権と呼ばれる所以ですね。ほんと美味いす。
ただ釣り上げた後はクーラーに入れる等して鮮度を保って持って帰ってきてください。雑に持って帰ると生臭くなるかもしれません。
[血抜きした肝]
血抜きした肝は血抜きしてないのに比べてほんの気持ち硬くなっていて形状をそれなりに保っているので取り出しやすい。
気持ちプリっとしてる。
スプーンで繰り出して頂ければ綺麗に取れます。色も綺麗なので初めての人にも抵抗はないかなと。
味に関しては肝のクリーミーな味はしますが血抜きをしない肝に比べるとコクが激減します。ここが食べる点において大きく変わるところですかね。ほんと後味は別物です。
ただそれが苦手だったり生臭さ(そんなに臭くないけど)が苦手な人はこっちのがいいかもしれない。
血を抜いている分それなりに日持ちはします(あくまで血抜きしないのと比べて)
ですが早めに食べるなり日持ちするように調理してあげてください。
こんな感じですかね。個人的に血抜きしてないほうが好きなのでちょっと内容が偏り気味ですがどっちが良いかってのはその人の好き嫌いが出るので断言しませんが参考にしていただければと思います。
船に乗ればそれなりに数が釣れる魚ですので血抜きしたのとしないのを分けて食べ比べるのも楽しいかも。
冬は肝鍋、それに尽きる。