沼津の魚仲組合経理マンシンガー「飯田徳孝」をもっと知って欲しい
沼津と聞いて皆様は何を思い浮かべるだろうか。
海、深海水族館、ラブライブ等あると思うけどこの記事を読んだらおそらく忘れられなくなる施設がある。
「沼津みなと新鮮館」
名前だけは知ってたり行ったことはある人もいるだろう。場所的には沼津深海水族館の向かい、沼津港に直結のマーケットモールだ。
沼津港で上がった魚介類を出すお店や沼津のお茶、わさびなどのお店が入っていて毎日お客さんで賑わう。
しかしそんなただのマーケットモールを紹介するのかには理由がある。
このなんとも言えない名曲感を醸し出す沼津みなと新鮮館のテーマソングや沼津を題材にした歌が館内でエンドレスで流れているのだ。
「この歌はなんなんだ」と、始めて行った時に思い調べると飯田徳孝さんという方が歌っているらしい。しかも他にも何曲かある???と思って更に調べているうちに車内では飯田さんの曲がずっと流れているのだった。
妙に中毒性が高い曲が多くドライブで流すと同乗者がハマり徐々に周りの人にもファンが増えて行き挙句には日の出から日没までずっと車内に沼津みなと新鮮館が流れている日もあった。
そんな飯田さんは何者なのか、調べてみると沼津魚仲買商協同組合で経理をやられてる方で音楽が好きで高校もアメリカに留学するくらいの方でその後沼津港にきたそう。経理の仕事の傍ら音楽活動も積極的におこない年に数回都内でもライブを開催している。
新鮮館の受付でCDをくださいと言うと手作りのCDがもらえる。行くたびにもらうので家に6枚くらいある。PC音源は使わずに全て自分で弾いて歌って収録してるから驚きだ。
都内のライブには何度か足を運ぼうとしたものの仕事で行くことができなかったがなんと今年の新春ライブに行ける事になったので早速沼津へ向かった。
現地に到着したのが11時頃だったが飯田さんはせっせともう準備を進めていた。こうしちゃいられない。早速我々も準備をしなければならない。その前に沼津港を少しご紹介。
沼津港といえば忘れちゃならない大型水門「びゅうお」だ。飯田さんの楽曲にも何度も登場する沼津港のシンボル兼ガーディアンだ。上が展望台になっており100円で登ることができる。
左側の横に長い建物が新鮮館。
昼飯は飯田さんが働く沼津魚仲買商協同組合直営の食堂「あじや」で
アジフライがめちゃくちゃでかい。こんなサイズ初めてだ。他にも海鮮丼等美味しそうな料理がある。
ライブのドリンクは愛鷹茶のお店「まるに」でどうぞ
150円でお茶が飲める。冷やし深出し茶を飲んだけど美味い。氷もお茶でできてるから最後まで美味しく頂ける。結局美味すぎて2杯も飲んだ。ちなみに作ってるソフトクリームもめちゃくちゃ美味い。
同行した友人は自作でお茶割りを作っていた。頭が悪い(褒
ちなみに沼津みなと新鮮館をずっと聴いていると店の名前を嫌でも覚えるので館内を歩いてる際に店の名前を「まるーにー」「あじーやー」などと曲のテンポで言うようになってしまう。完全に病気だ。
他にもスナックが欲しい人は海鮮せんべい専門店の「えび伝」へ。ここの海鮮せんべいはほんと美味しい(写真忘れた)
そして富士山が背後に綺麗に見える中で遂にライブがスタート、代名詞の沼津みなと新鮮館から始まり熱いステージがスタートした。
ライブ中は結構動き回る。何度も我々の目の前まで来てベースやギターを弾いてくれた。
最初の観客は30人くらいだったが熱い歌唱力につられてどんどん人が集まっていく。
飯田さんのライブで外せないのが煙だ。演奏中にギターやドラムセットに仕込んだドライアイスの煙がモクモク上がる。ファンの間では一種の伝統芸能と化している。
〆に沼津みなと新鮮館を客席の人と一緒に歌いライブはあっという間に終了。1時間があっという間に終わってしまった。
ライブ終了後は来場者一人一人へ丁寧にCDを配布する。そのあとも写真撮影なども快く応じて頂き、またお土産でお菓子を配布したりとほんと丁寧に対応していただき人の良さを感じることができる。これもファンが増える一つだと思う。
わざわざこのためだけに沼津へ来てよかったと思えるライブでした。
飯田さんの都内でのライブは本人のウェブサイトで確認することができる。
お土産に干物など沼津の名産品をいただけたりもするので気になる方は是非とも一度行ってみることをおすすめします。
ということで東名の渋滞25kmにどハマりしてる高速バス車内よりお送りしました。今年もよろしくお願いします。